エステによって受けられる施術には様々なバリエーションがありますが、ハンドマッサージやEMSエステなどが代表的です。
<痩身エステで受けられる施術内容>
・ハンドマッサージ
・EMSエステ
・サウナ・温浴
・キャビテーション
痩身エステで受けられる施術内容や効果についてそれぞれ詳しく紹介します。
ハンドマッサージは痩身エステの代表的な施術のひとつです。
エステティシャンがマッサージにより体を揉みほぐし、溜まった老廃物やリンパ液の流れを促すことで新陳代謝が活発になります。
マッサージのみで脂肪を減少させることはできませんが、新陳代謝の活性化は長い目でみれば脂肪減少効果につながる可能性もあります。
しかしマッサージによるスリム化はむくみ解消によるものであり、脂肪が減った結果ではありません。ハンドマッサージは顔周りからボディまで、施術できる範囲が広いのが特徴です。
EMSエステは、電気刺激を与えて筋肉を動かす機械であるEMS(Electrical Muscle Stimulation)を使って、寝ながら筋肉を鍛えることができる施術です。
筋肉を刺激して鍛えることで基礎代謝量を高めることができるので、間接的には脂肪燃焼効果があります。
ただし、EMSはあくまでも筋肉を刺激するものであり、脂肪への直接的なアプローチはありません 。
EMSエステは強い痛みはなく、ピリピリとした刺激を感じる程度という方が多いです。しかし出力を上げると痛みを伴うことがあります。
また場合によっては皮膚が火傷を負うこともありますので、痛みを我慢しすぎるのはNGです。
サウナ・温浴
発汗を促し、体内に溜まった毒素や老廃物を排出する効果が期待できるサウナ・温浴は、リラックス効果も得られる施術です。
なかでもサウナは発汗によって代謝が上がり、脂肪が燃焼しやすく血行も良くなるので冷えやむくみを解消することができます。
サロンによって違いはありますが、寝たまま体をドーム状のマシンで覆う「遠赤外線ドームサウナ」と呼ばれるタイプのサウナが多く使われています。
遠赤外線ドームサウナは通常のサウナよりも温度が低めに設定されています。
キャビテーションとは特殊な超音波を発生させるマシンです。
照射することで脂肪細胞を分解・乳化させることができるとされており、基礎代謝の向上やむくみを解消する効果が期待できます。
このキャビテーションは、美容外科などで用いられていた体外式超音波(EUA)を応用したものと考えられます。
EUAは通常、脂肪吸引の前処置として行われます。つまり脂肪吸引に先だってEUAを行うことで脂肪が柔らかくなり、脂肪吸引する際のサポートとなるのです。
脂肪は柔らかくするだけでは減りません。その後、吸引することが必要です。
またハイパーナイフもエステで痩身のために用いられる機器として有名です。高周波によって脂肪を柔らかくして減少を促すようですが、上記のとおり柔らかくするだけで脂肪は減りません。
キャビテーションやハイパーナイフは、あくまでダイエットのサポートをするものという位置づけです。これらの施術だけで効果を実感できないという方がいるのも無理はないでしょう。
この記事へのコメントはありません。